自宅を建てる、「注文住宅」にした。

もう20数年前になる。初めて自宅を購入する時に何をメインにするか考えてみた。
当時の家族は妻と子供が3人、子供それぞれに個室を与え夫婦の寝室と出来れば私の部屋も欲しい。
建売も随分と見て回ったが、どうにもぴったりとくるものがない。
そうこうしているうちに建築条件付きの土地に行き会った。
交渉してみると建築条件は解除してもよいという事になり、変形地ではあったが設計から考えれば条件を満たせると思い購入する事にした。
注文住宅というには少し面映ゆいが、知り合いの建築士に依頼しこちらの要望を伝えると何とか予算内に収められそうだった。
初めてのマイホームはどうなるか、あの時のワクワク感は今も忘れられない。

基本的な間取り、こだわりたい所、外観、家としての機能、家としての面白み。
さして高額の予算ではなかったが随分と注文を付けたものだ。
建築士は笑いながら「注文住宅だからわがままは言えるもの。」と応じてくれた。
一部が傾斜部だった土地を切り取って地下室兼土台基礎部のRC作りとし、リビングは見晴らしと日当たりのよい2階に持ってきた。
リビングの天井は屋根の傾斜そのものの吹き抜け、断熱材と屋根材にこだわったが夏場はやはり暑かった。
玄関も2回にして家族が帰宅したらリビングを通るようにしたかったが、これは予算が足らず断念。
それでも出来上がりは十分に満足のいくものだった。
やはり何度も出来る買い物ではない自宅はこちらの思いを入れ込める注文住宅が良い、と思っている。